皇妃エリザベートが生きた時代背景の年表(タイムライン)です。
大きな歴史の中ではほんの一部分。
激動の時代がどのようにエリザベートたちに影響していたのかをぜひご覧ください。
皇妃エリザベートが生きた時代背景
フランスで7月革命が発生
シャルル10世が退位し、ルイ・フィリップが王位に就く。
ベルギー独立革命が始まる
ベルギーがオランダからの独立を宣言。
1831年に独立が承認され、レオポルド1世が国王に就任。
イギリス改革法案が可決
イギリスで改革法案が可決される
オーストリア皇帝にフェルディナント1世が即位
フェルディナント1世がオーストリア皇帝に即位。
メッテルニヒが全権を持つ。
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オーストリア産業革命
オーストリアで産業革命が進行し、鉄道が開通(ノルトバーン鉄道)。
フランスで2月革命が勃発
ルイ・フィリップが退位し、第二共和制が成立。
ウィーン3月革命
オーストリアで市民の蜂起が起こり、メッテルニヒが失脚。
ベルリン3月革命
ベルリンで三月革命が勃発。
ハンガリー革命が勃発
ブダペストで蜂起が始まり、オーストリアからの独立を求める動きが活発化する。
クストーザの戦い
ラデッキー将軍がオーストリア軍を率いてクストーザの戦いでイタリア軍を破る。
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フランクフルト国民議会開催
フランス・フランクフルトで国民議会が開催される。
フランツ・ヨーゼフ1世が即位
フランツ・ヨーゼフ1世がオーストリア皇帝に即位。
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ノヴァーラの戦い
ラデッキー将軍がノヴァーラの戦いで再びイタリア軍を破る
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ハンガリー革命を鎮圧
ハンガリー革命軍 ヴィラゴシュの降伏
ハンガリー革命を鎮圧し、オーストリアの統治を維持する。
ナポレオン3世が皇帝に即位
フランス第二帝政が始まり、ナポレオン3世が皇帝に即位。
クリミア戦争が勃発
ロシアとオスマン帝国の間で戦争が始まり、イギリスとフランスがオスマン帝国側で参戦。
ペリー提督が浦賀に来航
日本の開国のきっかけとなるペリー提督が来航。
日米和親条約締結
日本が開国し、アメリカと通商条約を結ぶ。
フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベートが結婚
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ロシア皇帝ニコライ1世が死亡
アレクサンドル2世が即位。
皇妃エリザベートの第一子誕生
ゾフィー大公女誕生
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パリ条約でクリミア戦争終結
クリミア戦争が終結。
ギーゼラ大公女誕生
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ゾフィー大公女薨去
ゾフィー大公女が2歳で夭折
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皇位継承者・ルドルフ皇太子誕生
待望の男子ルドルフ皇太子誕生
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第二次イタリア独立戦争開始
サルデーニャ王国とフランスがオーストリアと対立。
ソルフェリーノの戦い
サルデーニャ王国とフランス連合軍がオーストリア軍を敗る。
チューリッヒ条約締結
ロンバルディアがオーストリアからサルデーニャ王国に移る。
アメリカ南北戦争が勃発
アメリカ合衆国が南部諸州の連合国(南部連合)との戦争を開始。
イタリア王国成立
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世が初代国王に即位。
普墺戦争(プロイセン=オーストリア戦争)勃発
プロイセンとオーストリアが七週間戦争を開始。
ケーニヒグレーツの戦い
プロイセン軍がオーストリア軍に勝利。
プラハ条約締結
プロイセンの勝利により、ドイツ連邦が解体。
オーストリアがヴェネツィアを失う。
アメリカがアラスカを購入
アメリカがロシアからアラスカを購入し、領土を拡大。
オーストリア=ハンガリー帝国成立
アウスグライヒ(妥協)により、オーストリア=ハンガリー二重帝国が成立。
Cisleithania(シスライタニア): オーストリア帝国側
1.ボヘミア(Bohemia / Böhmen)
2.ブコヴィナ(Bukovina / Bukowina)
3.ケルンテン(Carinthia / Kärnten)
4.クラニ(Carniola / Krain)
5.ダルマチア(Dalmatia / Dalmatien)
6.ガリツィア(Galicia / Galizien)
7.沿岸地方(Küstenland)
8.下オーストリア(Lower Austria / Österreich unter der Enns)
9.モラヴィア(Moravia / Mähren)
10.ザルツブルク(Salzburg)
11.シレジア(Silesia / Schlesien)
12.シュタイアーマルク(Styria / Steiermark)
13.チロル(Tyrol / Tirol)
14.上オーストリア(Upper Austria / Österreich ob der Enns)
15.フォアアールベルク(Vorarlberg)
Transleithania(トランスライタニア): ハンガリー王国側
16.ハンガリー(Hungary / Ungarn)
17.クロアチア=スラヴォニア(Croatia-Slavonia / Kroatien und Slawonien)
オーストリアの共同統治領
18.ボスニア・ヘルツェゴビナ(Bosnia and Herzegovina / Bosnien und Herzegowina)
フランツ・ヨーゼフ1世がハンガリー王国の国王に即位。
エリザベートもハンガリー王妃に即位。
マーチャーシュ聖堂にて戴冠式が執り行われた。
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>> 主要な国(言語)でのエリザベートの読み方と発音、綴り
フェルディナント・マクシミリアン銃殺刑に処される
フランツ・ヨーゼフ1世の弟でメキシコ皇帝1世となったオーストリアのフェルディナント・マクシミリアン大公がメキシコで銃殺刑に処される。
>> フェルディナント・マクシミリアン大公/メキシコ皇帝1世の人物データを見てみる(準備中)
>> フェルディナント・マクシミリアン大公の史実エピソードを見てみる(準備中)
大政奉還
徳川慶喜が政権を朝廷に返上し、無血開城、江戸幕府が終焉を迎える。
マリー・ヴァレリー大公女誕生
ハンガリーのブダ王宮で誕生
>> マリー・ヴァレリー大公女の人物データを見てみる(準備中)
普仏戦争勃発
フランスとプロイセンの間で戦争が勃発。
セダンの戦い
ナポレオン3世がプロイセン軍に降伏。
ドイツ帝国成立
ヴェルサイユ宮殿でドイツ帝国が成立。
ヴィルヘルム1世が初代皇帝に即位。
フランクフルト条約締結
フランクフルトで普仏戦争が終結。
岩倉使節団が日本を出発
岩倉具視率いる使節団が日本を出発し、欧米諸国を視察。
画像は1872年、明治4年12月、サンフランシスコ到着直後の岩倉使節団の面々。
左から木戸孝允、山口尚芳、岩倉、伊藤博文、大久保利通。
ナポレオン3世が死亡
フランスのナポレオン3世が死亡。
岩倉使節団が皇帝と皇后に謁見
岩倉使節団が宮殿にてフランツ・ヨーゼフ1世と皇后エリザベートに謁見
>> 「日本とエリザベート」を見てみる(準備中)
岩倉使節団がウィーン万国博覧会を見学
岩倉使節団がウィーン万国博覧会に伴い万博を見学
ウィーン万国博覧会開幕
日本も岩倉使節団を派遣、国際的な注目を浴びる。
リトルビッグホーンの戦い
アメリカのモンタナ州でアメリカ先住民の連合軍がアメリカ軍を打ち破る。
サン・ステファノ条約締結
トルコ・サン・ステファノでロシア・オスマン帝国戦争が終結。
ベルリン会議開催
バルカン半島の国際関係を調整。
三国同盟成立
ドイツ、オーストリア=ハンガリー、イタリアの同盟が成立。
バイエルン王ルートヴィヒ2世が謎の死をとげる
皇妃エリザベートのまた従兄弟であるルートヴィヒ2世がシュタルンベルク湖畔で謎の死をとげる。
>> バイエルン王ルートヴィヒ2世の人物データを見てみる(準備中)
>> バイエルン王ルートヴィヒ2世の史実エピソードを見てみる(準備中)
ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世が死亡
フリードリヒ3世が即位するも、わずか99日後に死亡。
ヴィルヘルム2世が即位。
【マイヤーリング事件】
マイヤーリング狩猟館でオーストリア・ルドルフ皇太子がマリー・ヴェッツェラ男爵令嬢と情死する。
>> ルドルフ皇太子の人物データを見てみる(準備中)
>> マイヤーリング事件詳細エピソードを見てみる(準備中)
大日本帝国憲法発布
日本にて大日本帝国憲法が発布される。
ウーンデッド・ニーの虐殺
アメリカのサウスダコタ州、アメリカ先住民とアメリカ軍の間で大規模な衝突が発生し、多数の先住民が犠牲になる。
日清戦争が勃発
日本と清国の間で戦争が始まる。
フランスにてドレフュス事件勃発
ユダヤ人軍人アルフレド・ドレフュスの冤罪事件が発生。
下関条約締結
日清戦争が終結し、日本が台湾を取得。
皇妃エリザベート暗殺される
皇妃エリザベート、スイスのジュネーブ、レマン湖畔でイタリアの無政府主義者に暗殺される。
第二次ボーア戦争開始
イギリスと南アフリカのボーア人国家間で戦争が始まる。
日露戦争が勃発
日本とロシアの間で戦争が始まる。
第一次モロッコ危機
ドイツとフランスの間でモロッコの支配権を巡る緊張が高まる。
ポーツマス条約
日露戦争が終結し、日本が勝利する。
オーストリアがボスニア・ヘルツェゴビナを併合
オーストリアがバルカン半島の支配を拡大。
バルカン戦争
バルカン半島での領土争い。
【サラエボ事件】
オーストリア=ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナンド大公がサラエボにて暗殺される。
>> サラエボ事件の史実エピソードを見てみる(準備中)
>> フランツ・フェルディナントの人物データを見てみる(準備中)
>> フランツ・フェルディナントの史実エピソードを見てみる(準備中)
第一次世界大戦勃発
オーストリア=ハンガリー帝国がドイツ側で参戦。
ヴィラ・ジュスティ休戦協定
第一次世界大戦の終結に伴い、トリエステがオーストリアからイタリアに移る。
第一次世界大戦終結
オーストリア=ハンガリー帝国が解体。
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ヴェルサイユ条約締結
ドイツが第一次世界大戦の敗戦国として制裁を受ける。
ソビエト連邦成立
参考文献
皇妃エリザベートが生きた時代背景の参考文献一覧です。
参考書籍
- 亀井高孝・三上次男・林健太郎・堀米庸三 編 「世界史年表・地図」 ISBN 978-4-642-09569-3
- エーリヒ・ツェルナー著/リンツビヒラ裕美訳 「オーストリア史」 ISBN 4-88202-580-9
- 川成洋 編集者代表/菊池良生 佐竹謙一 編者 「ハプスブルク事典」 ISBN 978-4-621-30681-9
- 久米邦武 編著/大久保喬樹 訳 「現代語縮約 特命全権大使 米欧回覧実記」 ISBN 978-4-04-400123-5
皇妃エリザベートが生きた時代背景の参考書籍一覧は こちら からどうぞ。
画像出典
- ジャン=ヴィクトール・シュネッツ作「Combat devant l’Hôtel de Ville le 28 juillet 1830」
アメリカではパブリックドメインです。
詳しくはこちら ↩︎ - グスタフ・ワッペル作「 Episode of the September Days 1830, on the Grand Place of Brussels」
詳しくはこちら ↩︎ - オーラス・ヴェルネ作「On the barricades on the Rue Soufflot, Paris, 25 June 1848」
詳しくはこちら ↩︎ - ミハイ・ジチ作「Artist Mihály Zichy’s rendition of en:Sándor Petőfi reciting the en:Nemzeti dal to the crowd on March 15, 1848.」
アメリカではパブリックドメインです。
詳しくはこちら ↩︎ - ゲオルク・デッカー作「Johann Josef Wenzel Graf Radetzky 」
アメリカではパブリックドメインです。
詳しくはこちら ↩︎ - アルブレヒト・アダム作「Field Marshal Radetzky and his staff at the Battle of Novara on March 23, 1849」
詳しくはこちら ↩︎ - フランツ・ヴィンターハルター作「Portrait of Napoleon III 」
詳しくはこちら ↩︎ - ギュスターフ・ドレ作「Fall of Sevastopol」
複製したもので、アメリカではパブリックドメインです。
その他の地域では再利用に制限がかかる場合があります。
詳しくはこちら ↩︎ - マシュー・ブレイディ作「Commodore Matthew Calbraith Perry」
アメリカではパブリックドメインです。
詳しくはこちら ↩︎ - 作者不明「Sissi&Franz」
アメリカではパブリックドメインです。
いくつかの国ではパブリックドメインではない可能性があります。
詳しくはこちら ↩︎ - ジャン=ルイ=エルネスト=メッソニエ作「Napoleon III at the battle of Solferino」
アメリカではパブリックドメインです。
詳しくはこちら ↩︎ - ゲオルク・ブライプトロイ作「Die Schlacht von Königgrätz am 3. Juli 1866」
詳しくはこちら ↩︎ - IMeowbot作「Austria-Hungary map」
Cisleithania(シスライタニア): オーストリア帝国側
1.ボヘミア(Bohemia / Böhmen)
2.ブコヴィナ(Bukovina / Bukowina)
3.ケルンテン(Carinthia / Kärnten)
4.クラニ(Carniola / Krain)
5.ダルマチア(Dalmatia / Dalmatien)
6.ガリツィア(Galicia / Galizien)
7.沿岸地方(Küstenland)
8.下オーストリア(Lower Austria / Österreich unter der Enns)
9.モラヴィア(Moravia / Mähren)
10.ザルツブルク(Salzburg)
11.シレジア(Silesia / Schlesien)
12.シュタイアーマルク(Styria / Steiermark)
13.チロル(Tyrol / Tirol)
14.上オーストリア(Upper Austria / Österreich ob der Enns)
15.フォアアールベルク(Vorarlberg)
Transleithania(トランスライタニア): ハンガリー王国側
16.ハンガリー(Hungary / Ungarn)
17.クロアチア=スラヴォニア(Croatia-Slavonia / Kroatien und Slawonien)
オーストリアの共同統治領
18.ボスニア・ヘルツェゴビナ(Bosnia and Herzegovina / Bosnien und Herzegowina)
詳しくはこちら ↩︎ - Emil Rabending「Empress Elisabeth of Austria in Hungarian Coronation Dress」
アメリカではパブリックドメインです。
詳しくはこちら ↩︎ - エドゥアール・マネ作「皇帝牧Siriミアンの処刑」
アメリカではパブリックドメインです。
その他の地域では再利用に制限がかかる場合があります。
詳しくはこちら ↩︎ - 邨田丹陵作「壁画 大政奉還」
詳しくはこちら ↩︎ - エドゥアール・デタイユ作「Jean-Baptiste-Édouard Detaille Champigny Décembre 1870 (1879)」
詳しくはこちら ↩︎ - カール・シュテファック作「セダンの戦い・ナポレオン3世降伏を表した絵画」
アメリカではパブリックドメインです。
その他の地域では再利用に制限がかかる場合があります。
詳しくはこちら ↩︎ - Sendker作「Frieden von Frankfurt am Main」
詳しくはこちら ↩︎ - 作者不明「岩倉使節団」
1872年、明治4年12月、サンフランシスコ到着直後の岩倉使節団の面々。
左から木戸孝允、山口尚芳、岩倉、伊藤博文、大久保利通。
詳しくはこちら ↩︎ - Oscar Kramer作「Die Rotunde zur Zeit der Weltausstellung 1873」
アメリカではパブリックドメインです。
詳しくはこちら ↩︎ - アントン・フォン・ヴェルナー 作「ベルリン会議(1878年)、1878年7月13日」
アメリカではパブリックドメインです。
詳しくはこちら ↩︎ - Elena F D作「München, Michaelskirche, Sarkophag von Ludwig II.」
詳しくはこちら ↩︎ - Georges Jansoone / Breidwieser (Breitwieser), Theodor作「Mayerling15」
アメリカではパブリックドメインです。
いくつかの国ではパブリックドメインではない可能性があります。
詳しくはこちら ↩︎ - Oomoto作「Sino-Japanese war 1894」
詳しくはこちら ↩︎ - 作者不明「Assassination of Empress Elisabeth of Austria by Luigi Lucheni, 1898」
アメリカではパブリックドメインです。
いくつかの国ではパブリックドメインではない可能性があります。
詳しくはこちら ↩︎ - Primera Guerra Mundial作「Arciduca Francesco Ferdinando」
詳しくはこちら ↩︎ - R. Lechner/Wilh. Müller作「FranzJosephTotenbett」
詳しくはこちら ↩︎